OK WAVEのあり方に疑問を感じる

かなり昔にOK WAVEのアカウントを持っていたんですが、多少ムッときた出来事の後に離れてしまいまして(*1)。
足が遠のき、いつの間にかパスワードもすっかり忘れておりました。
ふと思い立ち新たなアカウントを取得。久しぶりにじっくりと閲覧すると、相変わらずですね。

OK WAVEにおける禁止行為と機能不全

OK WAVE側では問題投稿を独自にはほとんどチェックしていない。気付いた他のユーザーによる通報に依存する。
今はどうか知らないが。かつては誰かをドボンと罠にかける目的で事務局に虚偽の通報を行う輩が多かった。


他の回答者の回答が明らかに間違っており質問者に不具合が生じるような内容であると指摘したようなケースでは、深刻な事態を招く。
確実に2-3日後に「誰かよりの通報」により事務局より「回答者間の議論は止めて下さい」と警告される。
そしてそのトピック以外の幾つかの投稿にて、虚偽の申し立てをされ、事務局はろくに内容も詮議せずにと。
(指摘された者よりの逆恨みなのだろうか)


その他、今でもどうかと思われる点を書き出してみる。

回答者と質問者のやりとりを禁止している

禁止事項(OK WAVE はじめてガイド)には禁止事項として「個人情報の開示」が定められている。
表向きは「投稿が原因で発生するトラブルを避けるため」とされているのだが、宣伝行為とみなされる投稿は毎回いきなり削除され警告、2-3回目にはアカウントを停止されるんですね。
(自分はそこまで至った経験はありませんが)


どうしても追加情報が必要であり、そのためにはどこかのアップローダーにキャプチャ画像を掲載してもらう必要性があったり、またはファイルをもらわなければならない事例もあるだろう。
だがOK WAVEでは「直接のやりとりは禁止」とし、処罰対象となる。


OKWAVEにては、ある種の問題を深く掘り起こし何度もやりとりを重ねなければならないような質問には、不向きなのだ。
(「横槍なクダ回答に何も言えない」として後述)

著作権侵害とテンプレート問題

多くの回答者は、どこかのサイトの内容をそのまま転載する。
もしくはある問題に対する他の回答者が記載した内容を無断で「まとめ」と称し、そのまま転載する。
どうも野放し感がある。

営業宣伝行為

「自身または第三者の営業/宣伝を主目的とする記述」は禁止されているのだが、よく眺めるとチラホラと。
OKWAVEでは時折、あからさまではなく普通の回等を装った宣伝行為を繰り返す者が居る。
一例として某対策サイトの住人が日常的に何度も何度もしつこく宣伝してますね、誘導と称して。

閲覧者にとって危険と判断される投稿

解釈次第ですね。
かなり高い頻度で「誘導」される幾つかのサイトは、初心者向けコンテンツ中に重篤な欠陥があるため、深刻な不具合が起きる可能性がある。
だけども誰も気付かないのだね。

横槍なクダ回答に何も言えない

上記の理由のために、明らかに間違った解答を行った第三者に対して表で注意を促せない。
どの回答に従うのかを最終的に決定するのは、質問者なのだが。
一見すると説得力がありそうな長文や、多分回答者自身が理解していないような小難しい単語を羅列した回答は、高ポイントをつけられ信頼されてしまう傾向が極めて高い。


OSが起動できなくなる最悪の回答に対し、質問者が20ポイントをつけ感謝コメントを書いた時に、背筋が凍ったのだよ。
「これじゃいかーん!」と。

専門家を名乗る連中に、専門家はほとんど存在しない

回答時には「どんな人」の項目にて、一般人・経験者・専門家を選択できるだろう。
だが多くの場合、これらのカテゴライズは自己申告に過ぎず、回答の中身を裏付けるだけの判断材料にはならない。

OK WAVEの歩き方

締め切ってしまえばもう終わり、ではない

OK WAVEにおける最大の問題点は、回答を締め切ってしまった後には連絡のしようが無い点だ。
古い話になるのだが、あきらかに間違った回答(従えばOSが起動できなくなるようなもの)を見つけた事がある。それも何度もだ。

一見するとどうしょうも無いように思われるのだが、実は一つ抜け道がある。
事務局に直接抗議し、他の回答者による回答がどう間違っておりどのようなリスクが生じるのかを懇切丁寧に説明すれば、締め切り後であっても君の回答が質問者に転送されるだろう。

やられる前にやらなければならない

前述したのだが、相談者に深刻な危害が及ぶような投稿を見つけたらば、正義感より・また使命感より突っ込みを入れたくなるのが人の常。
だがOK WAVEではご用心。
逆恨みされて事務局に通報され、無実の罪をきせられペナルティを下されるだろう。
(自分も幾度か逆恨みされてやられました)


最もうまいやり口は何か?他の回答者へ反論投稿を行った直後に、事務局に君自身が自首するのだ。
具体的には「質問No.何番中の、何々の回答に従えば回答者にこれこれの不利益や障害が生じる可能性が高いため、注意しました」と。
何故に自首しなければならないのかって?
後手にまわると君の反論投稿はいきなり削除されてしまうからだ。

高ポイント回答者は何をやっても許される傾向がある

際めて一部の回答者は、他の回答者に対して口汚い罵詈雑言を浴びせたり、アングラなツールを紹介し違法行為を助長したとしても許されるのだ。
事務局に通報したとしても君の抗議は封殺されるだろう(*2)。
もちろん、自分はそのような回答を行った経験は無い。


(*1:アンサリストは当初、「OK WAVEが商業路線に本格的参入する際に、OK WAVEのためにコンテンツ作成をする連中」をピックアップする目的だった。ボランティアで活動している回答者を金儲け目的のために活用するためにできた制度がアンサリストだ。現在ではアンサリストへの回答を有料で行うサービスが運営されている。)
(*2:アクティブユーザーだった当時、最も活動していた高ポイント獲得者がえげつない投稿を繰り返していたのに対して事務局に抗議したものの、のらりくらりとかわされ事務局に対して不信感を抱いた)