パスワードのヒントを面白く設定する

彼女が勝手にパソコンを操作されるのを防止しつつ、イタズラされたらわかるようにしたい、と相談された。
詳しく聞くと、パソコンに保存している画像や動画を彼女が検索する記事を読み、ショックを受けたとか。


要望は、パソコンの電源をつけてパスワードを入力するにしても、軽い気持ちで行うのか「本気」なのかを知りたいとのこと。
「本気度」をどうやって判断すればいいんだろうか。
「何度もログオン操作を行いたくなるか、逆に普通ならばもうやらなくなるようにしてくれれば良い」と要望された。
どうしたいのか、わからないなぁ。


目的に沿うのかわからないが、このような提案をした。
OSはWindows Vista Home Premium。
コントロールパネルからユーザーアカウントを開き、パスワードを変更。
「他人から推測されない、相応に長いもの」を設定してもらう。
管理ツールからイベントビューアを起動し、セキュリティログを見れば、ログオン操作に成功・失敗した日時が記録されているだろう。

パスワードのヒント

「パスワードのヒント」、つまりパスワードを忘れた場合のための、パスワードリマインダーを設定する。
パスワードを思い出すためにヒントとなる文言を入力する。
間違ったパスワードを入力すると、表示されるだろう。


ここで「無断で使用しようとする第三者が興味を持つ・または失う」文言を入力したらばどうだろうかと。


自分はパスワードとは無関係に「料理の名前」とか「好きな歌手」などに設定している、パソコンを盗まれたら犯人は延々と無駄な操作を繰り返すのやもしれない。
CCDカメラ付きパソコンなら「顔写真を記録送信中」も防犯目的で面白いんじゃないのかと雑談。


相手)ひらめいた!「彼女の名前」にするぞ!
Lucaさん)。。。。えっと、それは止めておけ。彼女が自分の名前でログオンできなかったら、まずいんじゃないのか?
相手)いや、これで行くぞ!どうもな!


話を打ち切られてしまった後、しばらく考えこんだ。
確かに何度もログオン操作をしたくなるようなヒントであるけれど。
「パスワードのヒント」に自分の名前を何度も入力し、sa・sya・shaのように幾通りか試して失敗した者の気持ちとしてさ。
浮気を疑われ、かなり険悪な事態に陥るんじゃないのかな