Knightウイルス感染でUSBメモリが開けない

本来ならば自分で検証した上で掲載すべきなんですが、諸般の事情で難しいのでチラ書きとして。


USBメモリーキーを挿したパソコンに感染するKnightウイルスは、今年に入ってから方々で単発的に発生し、相応に話題になっている。
どこかでプレゼンを行うに際して、事務局にPowerPointのファイル入りのUSBメモリを渡し、プロジェクターに接続するパソコンにデータファイルを移す。
このような場合には、他社・他機関の方が多く参加し。そして各自しっかりと感染中のUSBメモリを持ち帰る。


「えぇっ!USBに接続しただけで感染するんですかぁ!」と驚く方も多く、まだまだ知名度も高くないのだろう。


さて、このウイルスの副作用として厄介な問題がある。
マイコンピュータを開いても、当該の感染源となったUSBメモリが認識されなくなるのだ。
(他のUSBメモリは認識され、リムーバルリムーバブルメディアは表示される)
より正確に書けば、マイコンピュータを開くと感染源となったUSBメモリのドライブの表示がおかしくなり、ダブルクリックしても「どのプログラムで開きますか(だったっけ?)」と表示されるだけとなる。
ファイルはこのまま失われてしまうのか!?


解決策として、Internet Explorerを起動してアドレス欄に「D:\」「E:\」などと入力後にEnterキーを押せば良い。
もしくはスタートメニュー中のアクセサリにある、エクスプローラーを起動し、同様の操作を行う。
これで失われたファイルが取り戻せるだろう。