判断力が備わっている忠告者の言葉は、無視されがちなのもアレです。

 最近何故か自分のブログ中でやたらとアクセス数が急増しているブログエントリがありまして。
 年末年始だからなのか、冬休みシーズンなのかわかりませんが。


 不審な質問者と、回答者としての倫理観・及び想像力の欠如(Semplice)
 どこかで回答を行ったり誰かの相談にのる機会がある方は、パソコン話やネットワークセキュリティに限らず、読んでおいた方がいいと思うよ、多分。


 よくどこかの質問掲示板で、「これって実は違法行為を幇助してるんじゃ?」みたいな疑念がチラッと頭をかすめるような質問を目にする機会があるんだけど。
 原文に記載しているWindowsのパスワードとか、ファイルのパスワードがわからないとか、WEPキーが解除できないとか、どこかにログオンしようとしても「パスワードが違います」と表示されたとか。
 だけどさ、何故かポイント制の掲示板とかまたはmixiなどでは、どー見てもこれっておかしいでしょう?みたいな質問に対して、皆さんワラワラと寄ってきて親切に回答なさるんですよね。


 その中で「あれ?この質問っておかしくね?」とか声を上げるのは、多少の勇気が必要な気がする。
 疑義を呈するに当ってクドクドと書くのは多少ハードルが高いんだけど、ある程度気軽に注意喚起するために「不審な質問者」なるブログエントリが紹介されるんだよね、ちょい待てって感じで。


 でもさ。紹介された後の流れを幾例も眺めているんだけど。
 6-7割程度のケースでは、「自分って親切なんだもんねー!」みたいな方が、その後も回答として「そりゃ教えちゃ駄目でしょ」みたいなテクニックを紹介してたりするんだよ。
 特にmixi


 そこでふと思うんですが。
 どこかで質問し得られた回答をもって犯罪行為が行われ、雑誌とかメディアで取り上げられたりしなければ、この手の問題については大多数の方は真剣に考えたりはしないのかなぁと。


 少なくともさ。
 このブログエントリが紹介される回数に比例して、どこかで違法な行為が行われそうな気配があるんだろと。