ニュースポータルの記事と著者 - 署名つき記事より記者を眺めてみる

日本のセキュリティ対策記事を含むニュースポータルとしてはITmedia エンタープライズ:セキュリティCNET JapanITPro SecurityJapan.internet.com セキュリティチャネルINTERNET Watch@IT:Windows Server Insiderはてなアンテナに登録し巡回している。


自分はあまり人名とか読まないので、日頃は気にしてはいないのだが。
明らかな間違いを含む記事を並べて幾つか見てみたらば、毎回同じ記者だったり。
それとは全く逆に、ブログの原稿を練った後で関連キーワードで検索したらばほぼ同じ内容のやたらと詳細な記事を掲載している記者が居て。そんな経験が3回ほどあったり。
評判が悪いメーカーよりの内容を丸写ししたと思われる記事を記載する記者が、逆に自らの解釈なりを変な形で加えない傾向のために、数字の嘘やごまかしについて役立つ資料となったり。


記者によって記事に個性が生まれるのは、当然と言えば当然なんですが。
情報の確度とか、記者により内容が歪められているか否かとか。
また記者自身が全く理解できていない内容を記事にしているのではとか。
和訳が毎回おかしい記者とか、元となるメーカーのプレリリースを適切に転載していない記者とか。
かなりバラツキがあるものですね、実態として。


そこで自分専用覚書ではないんだけど。
幾つかの記事を眺めた上での感想と言うか、記者毎の傾向のようなものをざっとまとめてみる。
(どんどん追加していく予定)

@ITPro

勝村 幸博

ウイルスやマルウェア全般、スパム関連記事では、自分が知る限りではニュースポータル記者としては最も優れている人物。
言っちゃ悪いけど自らが全く理解できていない内容を記事にする記者とかも居るよね。だが勝村氏は自らの記事中の内容を、本当に深いレベルまで理解している。
勝村氏が書くと、何年も経ってから時勢が変わったとしても参考資料となる素晴らしい内容となってしまうのだ。


過去の記事中のお気に入り
うまい話にはご用心スパムメール関連。日本では全く見かけない主張が散見されるので、氏は海外サイトを巡回しているようですね)
「悪質サイトへ勝手にリダイレクト」---DNSキャッシュ・ポイズニング攻撃の現状と対策(上)