病人の死を予知する猫の不思議 - 臭いなのでは?

誰もが多くの才能や特技を持ちながら、大部分は開花せず・時には気付く事すらなく終わるものだ。


変な人と扱われそうなんで、20歳頃までは秘匿したんだけど。
自慢にもならないLucaさんの特技の一つは、あるタイプの病人を発症前に見分けられる能力である。
どうやって識別するのかは、大変説明が困難なんですが。
譬えるのが難しい感覚 - 臭いによるものなんだ。


学生の頃、看護婦と付き合ってて聞いた話。
彼女は「患者に死期が迫ると、臭いが変わる」と申されました。
説明によれば、集中治療室に並ぶ患者のうち「説明できない臭いがする患者」は、すぐに死去するとか。
よくわからないですね。こういう話は苦手なんで、あまり考えたくない。


数年前の話。
自分の体臭がわずかにおかしく、体調を崩す予兆がし。
今日はさっさと帰って寝ようかと考えてたらば、知人が一言。
「Lucaさん、風邪の臭いがしますよ。具合悪くないですか?」
。。。。。。。。。。。自分だけじゃなかったのかと。他にもこういう人が居たのねと。


時事ドットコムにて人の死を予知する猫のニュースが掲載されておりました。一部抜粋して紹介する。

ロードアイランド州プロビデンスの養護・リハビリセンターで飼われている2歳の一見、無邪気そうな猫のオスカー君は、医師や職員から「死の使い」と呼ばれている。オスカー君に「予知」されると、その患者は近いうちに必ず死亡するからだ。
オスカー君は同センターの認知症看護のスタッフによって飼われているが、次に死亡する患者を予知するという。
オスカー君は定期的に患者を「回診」する。その際、患者をのぞき込んで少し鼻をひくひくさせてにおいをかぎ、そのまま通り過ぎるか、またはその患者のそばで体を丸めて横になる。
オスカー君が体を丸めて横になった患者は必ず亡くなるため、職員は直ちに家族の呼び寄せや牧師の手配を開始するという。ドーザ氏は、3階でオスカー君がとどまらなかった患者で死んだ者はいないと書いている。そのために医師や職員がオスカー君に付けた別名は「死の天使」。ドーザ氏はこのようにして、これまでに25人以上の患者を見送った。


猫のオスカー君が人の死を予知する能力は、患者より発せられる体臭の変化によるんじゃないだろうか。
予知能力や未来を予見する力なんてものは、いささか違和感がありますが。
患者の体臭を元に判断しているとしたらば、自分にとってはさほど不思議ではないんですよ。

そんな感じなんで

自分は病院に行くのは、あまり好きではないし。
入院した友人知人のお見舞いに行くのが、凄く嫌で怖いのだ。