ご近所の花泥棒と、盗まれたオバチャンの嘆き

うちの近隣では花泥棒が頻発してて。
ガーデニング愛好者のオバチャン連中はかなりピリピリとしてます。


ついぞ先日、他所様の玄関先の花(名前かも知りませんが)があまりにも美しいので、近喫茶店に行く途中に足を止め。
あーキレイだなぁ、とか感動してたらばですね。
やけに不機嫌かつ殺気オーラ満載のオバチャンがドアをバタンと開けて、Lucaさんにツカツカと近寄り。いきなり詰問されました。
よーわかりませんが、花泥棒と勘違いされたようです。


オバチャン経由情報によれば、植木鉢の花などが頻繁に盗まれてしまうそうで。
「犯人はわかってる!」と。
盗まれた家の花なり植物が、ある特定の家に毎回ひょっこりと出現し。まるで以前よりそこにあったかのように家人が振る舞い、盗んだ先の家の方を堂々とお茶に招いたりするので余計に腹が立つそうです。


花なんて盗んでも、「自分がどこそこで買ってきた」と言い訳すれば、本当に盗んだものか否かなんてわからないような。
凄く珍しい植物であったとしても、どーやって自分のものであると盗まれた後に証明するのかと。


雑談相手のオバチャンに、「それでは植木鉢の下側の目立たない部分に、マジックで自分の名前を書けば?それで盗まれた後に犯人の家で確認した後に警察と一緒に踏み込めば良いでしょう」と言ったんですが。
オバチャン曰く。
被害者は何人も居るんだけど、近所づきあいというかむしろ、後になって仕返しされたりしたらば困るので表沙汰にできないでいると。


あー、気持ちはわかりますね。
持ち家ならば半径数十メートルは死ぬまで友好的に付き合わなければ、みたいな。
カタスタロフィ的な出来事を経由し、相手を追い出せなければさ、その後ずっと被害者は加害者よりの逆恨みを恐れなければならないと。


いかに異常な人物で係わり合いを持ちたく無かったとしてもだよ。
被害者として騒ぎを起こしたとしても、警察が動いてくれるとは限らないし(正確に書けば、動いてくれなかったらしい)。
その後に家の子供がいたずらされたりしても困るし。
早朝に玄関先にゴミとかブチまけられても困るし。


直接の関わりはありませんが。
近所の老人に自転車を盗まれました…。一週間前にアパートの玄関前(入口を入って…(Yahoo!知恵袋)にて、近隣の住民に自転車を盗まれた方の相談を見つけ。
回答者の投稿がかなり殺伐としてて、後々の影響 - (本当に盗まれたものだったとして)犯人が逆恨みした場合の攻撃 - を考慮していない点に、いささかの不安感を覚えました。


大体、近所の物を盗むような人物ってのは、かなりアウトサイダーで危険なんじゃないかね。
近隣住民とある程度の信頼関係でも構築していたならば、有り得ないような。