週刊誌記事の中身と統計を、よく見てみませんか

週刊文集9月27日号44ページよりの特集、「長寿は世界一でも「幸福度」は90位 SEX頻度は最低」なる記事がある。記事の署名はありませんが、面白い人が居るものですね。


教育問題について、国際教育到達度評価学会による2003年の「中学生の時間の過ごし方」なるデータより。

調査対象は45カ国、「宿題をする時間」との設問だ。1位のルーマニア・ロシア・レバノンの2.3時間に対し、日本はたった1時間と、45カ国中最も少ない(国際平均は1.7時間)

日本は塾で勉強する子供も多いため、単純にこれが勉強不足とはつながらない。だが、異常なのは「テレビ・ビデオを見る時間」。日本は2.7時間で最も多い。国際平均1.9時間と比べて、どう考えてもテレビの見すぎだ。


塾で勉強、これは置いておきますよ。
テレビを視聴する時間は、各国のメディアコンテンツの様態や中身にも左右されるし、テレビ普及率や子供が視聴するような子供向け番組の層の厚さはどうなんでしょうか。
(どなたか海外の子供向けテレビ番組事情に詳しい方が居りましたらば、教えてくださいな。)


テレビを視聴する時間が2.7時間だったとして、国際平均の1.9時間より多かったとして、だから???
どれだけの違いがあるんですかね。


日本の子供は海外の子供の平均より48分長く、テレビを眺めたとして。
だから?
週刊文集の記者が言うように「異常」なんですか?