ドラゴンストーリー Gourmet Conciergeよりの、言及無しトラックスパム回避策

全く関わりの無いブログに送りつけらるトラックバックスパムってのは、他人の家の玄関に勝手に貼り付けられる「可愛い子ばっかり!」みたいなキモいA6サイズの広告と似たようなものだ。
多くの場合、個人が運営している・もしくは不審な企業や団体が実在する女性のブログを装って運用しているブログより、スパム目的のものだったりする。
踏んだらば本文中に「オススメです」とか書かれているリンク先は皆、エロい出会い系とかワンクリ詐欺業者とか。
(この辺りは、あんのん氏による活動を目にした感慨であったりする。またいつか、気軽にやりとりできるようになれればいいですね。。。。)


さてさて。
トラックバックスパムってのはうっとおしいだけのものですが。
言及無しトラックバックに対処する目的のフィルタなんてのは、かなーりあっけなく回避されちゃう。
単純にですね。
記事掲載時に他所様のブログを目立たないように掲載し、トラックバックを散々送り。その後に記事中における相手のブログへのリンクを消すとの手法だ。


自分は以前、これらのプロセスを自動的に行うようなブログツールが存在するんじゃないかと仮定して色々と漁りましたが、見つかりませんでした。
つまりクローキングと言うか。
トラックバック送信用に相手が運用するブログサービスのチェックは別ページに誘導し、一般ユーザーは相手のリンクが掲載されていない公開用ページに誘導する、そんなテクニックがあるんじゃないかなぁと。
残念ながらそのようなサービスを提供する業者は見つかりませんでしたが、幾つかの実例として、手動でトラックバックスパム送信時には含めた相手のブログエントリへのリンクを、後になってから削除する事例はかなり多く見つけられました。


最近の例として。
うちのブログに送られてきたトラックバックスパムの一つ。
プロバンスのスープ fumet de poisson (ドラゴンストーリー Gourmet Concierge)
一見すると普通の料理専門ブログなんですが。
おっと、消し忘れなのか?
記事下部に、凄まじい数の全く無関係のブログのURL(ULI)が並ぶ。それも一つや二つじゃない。
プロバンスのスープ fumet de poisson (ドラゴンストーリー Gourmet Concierge)のWeb魚拓
。。。。。。。。。。なんですか、これって?????


LucaLuca2007-05-26


「ドラゴンストーリー Gourmet Concierge」よりのトラックバックスパム確認後に、livedoorに通報しましたが、未だlivedoorよりの返信がありません。
まぁ、とりあえず置いておきますが。


これって、さぁ。
出来心とかネット事情を知らずにみたいなものなんだろうか?
明らかに、トラックバックスパム回避策としての言及無しトラックバックスパム回避機能を更に回避する目的でやっているんだよね、どー見ても。
ドラゴンストーリー Gourmet Conciergeですか。覚えておきますよ。


トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか(絵文録ことのは)は、トラックバックの区分についての代表的なネット上での見解の一つですが。
ここにて紹介されているSPAM文化圏(相手へのリンクは何ですかそれ、内容の関連性は必要ない)に区分されるのかな、このドラゴンストーリー Gourmet Conciergeによるトラックバックスパムってのは。

随分と立派な人らしいですね。

トラックバックスパムを送った相手のブログより。

食文化の向上を目指し、素晴らしい食材、レシピ、料理
グルメに関する本、雑誌などを紹介していきたいと思っています。
私は3世帯6人家族です。毎日の夕食は、私の担当です。
料理が好きで、新しいメニューに挑戦すると、とてもわくわくします。67歳の鈍くなった頭をフル回転させて、挑戦しています。
料理は愛情の固まりだと信じています。家族の健康を念じ、調理しております。


愛情の固まり、ですかぁ、、、、、へぇー。そういう偉そうなプロフを書く人が、トラックバックスパムを送るんだぁ。へぇー。

余談として

トラックバック全般に否定的な見解ではありません。
ですが単なる宣伝行為の目的で、スパムを送信するような者を甘受すべきでしょうか。


誰でも間違いは犯すものだし、人は完全ではありません。
誤解されがちではありますが、自分は誰かのうっかりミスなどをあるライン以上に責めたりはしません。良識的に振舞おうと努力はしているし、そのような試みがうまくいかなかったとしても、歯止めみたいなボーダーラインは自らに課してますよ。
とは言えども。
「わざと」「確信犯」ってのは、自分の基準ではスルーできません。
ドラゴンストーリー Gourmet Conciergeのような確信犯に対しては、反省を求めます。

余談として-2

もしもドラゴンストーリー Gourmet Concierge側が、自身が行ったトラックバックスパム行為やトラックバックスパムを回避する目的で行った行為を激しく反省するならば、このブログエントリは継続的に維持は致しません。


こちらの主たる目的としては、悪質なトラックバックスパム行為が当たり前の事として受け入れられつつある現況に対して石を投げ込むに過ぎませんので。
それ以上どうこうするつもりは、現段階では考えてはおりません。