システム組込みのパソコンは、誰が不具合に責任をとる?

仮定の話として聞いて下さいな。


NECとかSONY製品のパソコンを購入したとするね、それで不具合が起きてMicrosoftに問い合わせるとプロダクトIDとか聞かれ、OEM版は各メーカーの責任になり、うちは知りませんと答えられるとする。
つまり、NECのOSプリインストール機での不具合はNECに聞けと。
ここでシステム組み込みパソコンがOSのプリインストール機ならば、Microsoftじゃなくってパソコンのメーカーに、何かの責任が移譲される。


メーカーのパソコンの取扱説明書には、例としてこんな感じに記載されているとする。
「医療機器、航空機器、輸送など人命に関わる設備や機器、および高度な信頼性を必要とする設備や機器としての仕様は止めて下さい」と記載されていたとする。
(某社の記載を改変して、「例」として)


またあくまでも仮定の話として。
そのパソコンが極めて高額なシステム、例えば医療用とかまた長期間の稼動で信頼性が求められるようなシステムの一部として組み込まれており、機器の制御用として利用されているとして。


もしも万が一、パソコンの不具合でシステムが停止したとか、人命がとか、そんな場合にですね。
誰がどこまで責任を負うんでしょうか。
OS、ハードウェア、システムの構築や管理全般、どこで不具合が生じるのかなんてわからないものですが。
もしもOSがフリーズしてとか何かに感染して、システムが機能せず検査ができず、患者の命がぁーみたいな場合にですね。
実際に運用している企業、代理店・納入業者、メーカー、パソコンのメーカー、Microsoft。誰が誰に賠償金を支払うんだろうかと。