2ch破産話で思い出した、1chの話

ZAKZAKによると、埼玉県の35歳会社員による2chの管理人西村博之氏への第三者破産を申し立てが行われたという。
先日の東京都の35歳会社員によるドメイン差し押さえ請求報道に続き、面白い事をやっているなあと
2Ch管理人に破産申し立て…35歳被害者が手続き(ZAKZAK)


本当かどうかわからないのだが、埼玉県35歳は1ch関係者との事。

本記事執筆後、掲載前に、1ch.tvに関わったと思われる別の男性からひろゆき氏への第三者破産申し立ての報道が続きました。「男性は、耐震偽装マンションを売ったヒューザー小嶋進元社長(53)や投資詐欺が発覚した近未来通信に対して被害者らが行ったように、民事訴訟を起こす前に西村氏を破産させ、賠償金を確保することに決めた」とのことです。


1chって何だったんだろうかね
Wikipediaの西和彦関連記事と1ch(2006年12月27日)にて西和彦氏について幾つか記載したものの、1chはこのままネット上で咲いたアダ花で終わってもらいたい。


1ch側は対立軸として2chを選び、「人に優しい掲示板」とかそんなフレーズで立ち上げたものの。
優しくなんてないし、編集人(1chにおける個別のフォーラム上での管理人)による、裏での足の引っ張り合い騒動はかなり酷いものだったし。
どれだけ多くの(2chとは関係の無い)ネットユーザーが、えげつない目に遭遇したのかと。


少し違うんだけど
どうもこの方と自分は、当時の状況に対する解釈に多少の乖離がある。

確かに、当時、2ちゃんねらーによる荒しとしか呼べない書き込みの数々が、スタート直後の1ch.tvの行く末を阻んだことに間違いはありません。


当時の自分らによる不信感の根は、1ch編集人(管理人サイド)による不行跡ばかりではなく。
自作自演で1chを荒してその上で「2chがどうこう」と扇情的に世論を誘導しようとした連中に対する気持ち悪さなのだな。
それこそ「何言ってるんだおめ」と。
2chを叩けば自然と誰もが追随し、1chを擁護するだろう」と思い込んだんだろうか。
だが多くのネットワーカーは、それほどお馬鹿ではない。


もう一つ付け加えるとしたらば、1ch編集者へ毎回抗議し騒ぐような層は、2chとは関わりが無いような層がかなり多く含まれていた。
自分は2chに対して今現在全く興味が無いし、無関係との関係であるのだが。
どちらかと言えば当時の1chへのアンチ派アクティブユーザーは、2chをホームとしている者ではなく、(1chが真っ先に取り込もうとしていたはずの)あめ系掲示板群所属もしくは無所属の者であったと自分の目には当時映ったのだ。