今年最悪のジョークと、記事の品位について

過激路線があまりにも自己満足で呆れた例

本日ビルゲイツが子供のパソコン利用時間を制限しているとの記事に、こんな文面が含まれておりました。

 「45分とはかなり短いように思う。彼の子供はおそらくWindowsマシンを使わされているだろうから、45分では、子供がオンライン接続するまでにウイルスを3つダウンロードして、システムを2回クラッシュして、セキュリティ警告やポップアップウィンドウを40回ほどクリックするだけの時間もあるかどうかわからない。ましてやゲームなどできない。子供が『Zune』を利用してもよい時間については何も言っていないようだ」 --Macenstein


何故かCNET Japanには掲載されておりませんが、海外版の元記事はEven Gates limits kids' screen time(CNET)
Macensteinの記事は、Dr. Macenstein氏によるBill Gates spies on his kids, limits internet access(Macenstein)


Dr. Macenstein氏のコメントはあまりにも品位が無い。張本人はふざけ半分で書いているやもしれませんが。
それをCNETがわざわざ「ユーザーの声」として取り上げて、記事中にて紹介したのはいかがなものでしょうか。
CNET Japanではこの記事は何故か掲載されていないし、ゲイツ氏も自分の子供のPC利用時間は厳しく制限(ITmedia)にても記事中にはDr. Macenstein氏による悪辣なジョークは掲載されていない)
Yahoo!Japanによる和訳が微妙におかしいのが気になります)


わかりやすく書くと、CNET海外版が引用しYahoo!Japanが不適切な和訳で転載し、ITmediaが記載より省いた部分は、単なる下らないジョークか悪質なフレームに過ぎない。
(最近ITmediaが転載しなかったのはある種の倫理的ブレーキによるものでしょう)
Dr. Macenstein氏がどのようなWindowsマシンを利用しているのかはわかりませんが、現状ではまず有り得ない話です。
(長々と書こうと考えたものの、あまりにも馬鹿馬鹿しいので止めます)

オヤジギャグと受け流しの心理

最近悩ましい話として、仕事絡みで関わりを持っている方が所謂オヤジギャグ連発なんですよ、いい加減にしてくれと。
打ち合わせの席にて毎回毎回突発的に、「自分が目立ちたい目的」で下らないオヤジギャグを数分おきに放たれ。会議中に女子社員にプライベートな話をいきなり持ち込んでかき回すなど、大変迷惑しております。
。。。。。。。。。真面目に仕事する気があるんですか、と。
(自分は仕事では妥協をしないし手を抜いたりしない性格で、かなりキチンとした人間です。)


議事録に残せないようなセクハラ話とか下らないオヤジギャグを連発し自分が主役になりたい病の方は、毎回困り果てておりますが。
パフォーマンス目的の馬鹿話を、真面目に掲載してどうするのかと。
まともに転載したCNETとYahoo!Japanニュースは、どうしたものかなと。