恣意的和訳による世論誘導

俳優の顔は覚えているが、どの映画の話かすっかり忘れてしまったんですが。
米国映画にてマイノリティの方がしゃべっている内容を和訳する際に、意図的に乱暴な言い回しに変えていた映画があった。
誰かが怒気を込めてこう言ったのさ。
「原文を聞き取ったら、そんな乱暴な言い様はしていない!これは差別だ!」と。
自分は英語力がプアだけど。確かにスラングや汚い言葉は使っていないにも関わらず、字幕の文面はあまりにも口汚かったのだよ。


本日のお題。
予め断りを入れておいた方が良さそうなんだけど、自分はこの問題そのものについていかなる興味も持っていないし、思想的に右でも左でもない。
ただ単に、英文を意図的に感情的な内容に和訳すれば、世論の誘導って容易なんじゃないかと考えただけです。

ネット右翼の反応は

Posted By: gorou taihei (4/3/2007 at 3:01:46 AM)
Comment: Tell me his contact information. I need to confirm whether information is a fabrication.
俺にソイツの連絡先教えろ。俺が確かめてやんよ、ホントかウソかをなw

Tell meって…、Pleaseも付けずにいきなり命令形かよ!
質問の内容も最悪だ…orz

自分ならば、「彼の連絡先を教えろ、情報が嘘でないかを確かめる必要がある」と和訳するだろう。
ソイツだの、確かめてやんよだの、Wなんて加えないだろう。


あと、pleaseを利用しない会話は結構あるような気がする。どこかのブログのコメントやフォーラムでの投稿にて、pleaseを利用する投稿はそれほど多く目にしない。