キーウォーカーによる、ブログ運営者のプロファイリングサービス

あくまでも自分の個人的な印象ではありますが、言葉を失った。
マーケティング資料の作成・提供はWeb2.0時代では有用なものではあるんだろうが、機械に常に監視されて「お前はこういう人間だぁ!」とされるのは、凄く気持ちが悪い。寒ボロが二の腕にどわーっと立った。

キーウォーカーでは、自然文意味解析エンジンの開発・実用化に取り組んでおり、2006年10月にはブログ中のテキストの文意からブロガーの年代や性別、居住地、配偶者の有無などの属性を総合的に判断するブログ解析エンジン「BlogSphere」のアルファ版を公開。約1カ月間の試験運用を行なった。今回提供する「BlogSphere for Research」は、このブログ解析エンジンをマーケティングリサーチ向けに改良し、機能追加などを行なったもの。
BlogSphere for Researchでは、キーウォーカーが独自に収集したブログの内容を意味解析し、検索キーワードに対して該当記事とブロガーの属性を表示する。具体的には、「キーワードごとの言及度」「男女比」「年代構成」「趣味」「職業」「配偶者や子供の有無」「買った物」「欲しい物」の一覧、「視聴メディア」「高感度の高いタレント」、居住地域ごとの「地域別言及度」といった解析が可能。各項目ごとの絞り込み機能なども備える。


「BlogSphere-ブログ解析エンジン「ブログスフィア」(http://blogsphere.biz/system.html)」を眺めると、ブログ中にて運営者が言及したフレーズなどを元にして、性別や年齢や趣味や嗜好を取り纏めるという、マーケティング資料向けツールなんだけど。
「個人を特定できる形」でなかったとしても、所詮機械に自分のアレコレを詮索されトコトン追及されるのは身震いする、激しく嫌じゃ。


ブログスフィアはオンラインのみではなく実社会においてもアンテナとしての指標を果たすものではありますが。
ここまで薄気味悪いサービスが存在するんですね。
怖いよぉぉぉっっ!!!不気味でキモイ。


感情的な話からは身を離し、素朴な疑問を。
多くのアフィリエイトブログや個人ブログでは、「興味の対象」や「趣味」「買ったもの」「欲しい物」なんて、大体は単なる小遣い稼ぎの嘘なんだけど。
どうやって評価を重み付けして判断しているのかしらと。