GoogleツールバーのポップアップブロックとWebアプリケーション

あまりにも脱力した話なんで、グチ交じりで聞いて下さいな。
数日前より、とあるWebアプリの在庫管理ソフトシステムみたいなものを利用するに際して、何故かマニュアル通りに操作しても正常に画面が切り替わらないパソコンがあると他所様より相談されまして。
「登録」をポチリと押しても、正しい画面にならず。全く違う画面が出てくるんですよ。


何じゃこりゃと。
原因は、そう。ブログタイトルにいきなり記載してしまったが、Google ToolbarのOptionsより設定するPopup Blockerだ。


LucaLuca2007-06-25


マニュアルにはブラウザやサードパーティ製品によるポップアップブロック機能による影響については、一切の言及も無く。自分もとっさには思いつかずに20分程度考えこんでしまった。
「ポップアップがブロックされました」なんて表示が出ないのだから、仕方ない。
まぁ、それはいいよ。そういう仕様なんだろう。


ですがね、どうにも納得がいかない点があるんですよ。
何故に(ポップアップブロック時に)、ポップアップで表示された画面より別の操作をしなければ表示されない他の画面にリダイレクトされるんですかと
まずいんじゃないでしょうか。


(注:出庫処理はポップアップブロックを行っていても正常に登録できるが、その後の処理で問題が生じるのだ)
正常に登録動作が行われたと、オペレーターが誤った判断をしかねないだろう!案の定、出庫処理を行った後に長期間放置扱いされている処理が複数ゾロゾロと。


もしもより「業務を円滑に行う方向」にすべきならばだ。ポップアップブロックが有効時には、登録作業後に表示される画面にリダイレクトなんてするべきじゃない。
フェイルセーフ的な考え方に基づけば、これは明らかに欠陥だろうに。
更に付記するならば、一定時間放置されている登録操作があるならば、アラートを表示して警告を促すよう設計すべきなんでは?

おまけとして

Internet Explorerのセキュリティ設定を、「中より甘い設定」にするのはかなりの精神的な苦痛を感じます。
信頼済みサイトゾーンに登録してまえばと言われそうですが、自分はこのシステムの運用者が信頼できるとは思えない


あと一つ、かなりですね、クサッと来た点。
ブラウザを全画面表示にするのは止めてもらいたい。
その後にIEにて開く画面がドドーンと全画面表示なのは、かなり脱力する。