DVDプレーヤーを購入 - パソコンで音楽CDや映画DVDは見たくない
先日、ハリーポッターのDVDを知人より借りて、パソコンにて再生しようとしたものの。
interActuralPlayerなるものの導入を求められ、導入しても結局閲覧できないとのドツボな状態となりました。
普段使いのパソコンは必要以上にカスタマイズしており、一体どれが原因なのか全くわからず。ほら、何事もやり過ぎは良くないのだろう。
コピーガードCDにより、訳わからないものを強制的にインストールされると警告したのは、郄木浩光氏が最初だったっけ?確か4年ほど前のmemo MLへの投稿だったような記憶。
2年前、Sysinternal BlogにてMark Russinovich氏が、Sony Rootkitの問題を掲載した。
(日本語解説サイトとして、ソニーが音楽CDに組み込んだ“Rootkit”とは何者か?(@IT))
この記事は、コピープロテクトのための仕組みが暴走した事例として、多くのニュースポータルを賑わし。
それ以前には「ルートキット」なる単語のGoogle検索結果がわずかな数だったものが、いきなり数万件、現在では138,000件となるきっかけとなった。
タチが悪い事に、これはクライアントマシンへの脆弱性に繋がり「安全では無い状態」に結びつけるものであった。
他にも、「ミスター&ミセス・スミス」のDVDにrootkit(ITmedia)などだ。
さて、と。
自分のパソコンにては、マイコンピュータゾーンの設定とかその他諸々、思いつく限りの部分をいじくっており。わざわざハリーポッターのDVDのために原因究明しようとしても、もう手が付けられないとのどうしょうも無い状態である。
リカバリーや新規インストールするようにと知人よりは勧められたものの、面倒じゃないですか。
そこで、DVDプレーヤーを購入しようと、大型家電量販店に行きまして。
そこからが悩み深く。
普通さ、まともな店舗ならば展示品の各スペックを掲載しておっくのは基本では???。解像度や液晶サイズやバッテリーでの利用時間とか、外部出力とかカードでの入力とか、各製品独自のウリなポイントをですよ。
あー、わかっているさ。
田舎は何事もノンビリとしているんだよ。
店員と一緒にメーカーのパンフを逐一開き、検討。
昨年頃の製品は、画面が青とか緑とか赤っぽくて色合いがおかしかったり。解像度が低くて字幕の字が潰れて判別できなかったので、購入を渋っていたんですよ。
(唯一許容できるのはSony製品だったが、やや高額なので)
店舗に行ったらば、まず第一目標の「字幕が潰れない解像度」をクリアする製品は、SonyとSANYO。
22,000円の中国製DVDプレーヤーは、字幕がろくに読めないし色合いは緑だし画面はちらつくわで、最悪でした。
結局、SANYO製品が解像度・色合いの点で自分の要求をクリアし。SONY製品はあの自分の顔が移るテカテカ液晶(クリアブラック液晶?)の品しか店舗に無かったのであきらめ。
購入したSANYOの某製品にて、ハニーポッターをさっきまで見てました。
ワケが分からないなぁ、と。
CDやDVDのコピーガード版、コピープロテクト。
最近ではやり過ぎのためにSonyのDVDがSonyのDVDプレーヤーで閲覧できないなどの問題も取り沙汰され。
前述のように、エンドユーザーが望まないような不審なソフトウェアを導入されたり、とか。
極論でありますが。
パソコンでCDをかけて音楽を聴いたり、DVDを購入して映画を見る楽しみ。
メーカーのコピーガードは、どこまでユーザーは甘受すべきなんだろうかね。信頼できるのかどうか微妙なソフトウェアの導入を強要されるのは、まともなんだろうか。
凄く気持ち悪いんですよ。
何故に自分がDVDプレーヤーを購入したかと、説明するのは難しいんですが。
DVDプレーヤーならば、不審なプログラムを無理に導入されたりはしないだろうとの理由です。
パソコンが、メディアのポータルとしての地位を占めるには、メディア供給者の逸脱が懸念される
自宅に購入したパソコン、これ1台で何でもできますよと。音楽も聴けるし映画も見れるしと。
そりゃ幸せそうですね。マルチメディア万歳だ。
だが、多くの逸脱行為を行ったメーカーにより、エンドユーザーには不利益 - 場合によってはSony rootkitのような危機 - に直面したではないかと。
何をどう信じたらば良いのだろかと。
いっその事、だね。
DVDプレーヤーやCDコンポのような設定を書き換えられないようなツールを利用し、パソコンなんて利用しない方が望ましいんだろうか。
これならばメーカーによる不審な行為より、予防線を貼れるだろうと。