集団検診の画像

医師を騙る(NATROMの日記)経由にて、貧乏診療所物語(http://blogs.yahoo.co.jp/avnrt2007)なるブログ運営者は偽医者ではとの話を拝読した。
違和感がある記事があったので、一つ抜粋してみる。

他の方のブログを見てて思いました。
開業医の先生が、小銭稼ぎで、自治体の健診をやっていることがあります。
整形外科の先生まで、健診をやっています。
病院に勤務中は、専門領域で逃げていたくせに、開業したとたんに、門戸を広げます。
この人たちの目的は単純なお金儲けです。
気をつけてください。
何でもかんでも、異常と判断されて、不安な思いをすることになりますよ。

でも、異常と判断されたら幸せかもしれませんよ。

だって、癌を見落とされたら、死にますよ。

そんなときは、泣き寝入りせず、フィルムを提出させて、訴えましょう。

開業医の先生、お金儲けはいい加減にしてください。

もちろん、この先生方は、ご自分の領域では優秀な医師だと思いますので、どうぞ、ご自分の領域でがんばってください。
(「専門は何ですか(貧乏診療所物語)(http://blogs.yahoo.co.jp/avnrt2007/archive/2007/06/27)」

んーっと、直接関係無い話しですいません。
集団検診の胸部レントゲン画像って、ムチャクチャ小さいサイズなんですよね。
(原文では胸部レントゲンって記載されていないんだけどさ、可能性は高いなと思ってぶつけてみる)


自分が幼少の頃に世話になった知人医師によれば、「あんな小さい画像で一発でわかるものか、はっはっは!」とか。
彼は肺病の専門家でありまして、離職後に保健所の集団検診の画像をバイトで診断しておりました。
もちろん小さい集団検診用画像のみで確実にわかるかっちゃわからないので、少しでも怪しい検診者は再検査、再々検査となり、デカイサイズの胸部レントゲン写真での再度の撮影により診断されるのです。


確かに、集団検診にて肺がん(結核だったかな?うろ覚え)を見落とした訴訟で医師側が敗訴した事例はあるようなんですが。
avnrt2007氏が考える集団検診と、Lucaさんが知人の医師より伺った実態とは、随分と印象が違うなぁと。


avnrt2007氏には、自身でも説明できない微妙な違和感を感じます。