データを取り上げた責任

他所様のブログにて取り上げられたデータが、これって統計的有意差を備えたものか・論拠があるのかと、いささか疑問を感じて。
「女性も男性のように昇給や昇進を要求すべきだ」という指摘の罠(*minx*)
ブログ主に「性別の内訳は?」と質問コメントを投稿したんですよ


そうしたらばブログ主より「論文がまだ出版されていないですから、記事以上のことは分からないですねー。疑問に思うなら、研究者に問い合わせてみれば。』 」なんてコメントを返されました。


んな検証作業を行う責任は、読者たるこっちはいささかも負ってないですよ。
論拠となるとしたデータを掲載したブログ主が、全面的に引っかぶるべきで。
「研究者に問い合わせてみる」べきは、疑問を呈したLucaさんではなく、ブログ主ですよ。

翌日追記

口汚い言葉で凄く感情的に非難されちゃいまして、激しく驚いた。
それだけ。

言葉が出ないって。。。。。(就寝前に追記)

もう一度読み返した。
何故にここまで逆ギレされて、こちらが異様な言い回しで叩かれ晒されるのかと、全く理解できない。


怯えに似た感覚を抱いてます。
今後関わりを持たないようにしますから、勘弁してもらえませんか。

翌々日追記

こちらは個別の記事に対して、読者はブログ主以上の責任を負っていないとの見解です。
代理でブログ記事を精査する責務がどれほど存在するんでしょうか、ましてや、ブログ主から当然のように求められて


少なくとも相手のブログでのコメントにては、極力失礼が無いように心がけましたよ。
気に食わないならば無視してもいいのに、わざわざこちらのブログを引用されて、別記事でバカとか過激に非難されちゃって、、、、、。


ごめん。呆然としちゃってます。
対話が難しい相手だと認識しました。氏のようなタイプと遭遇した経験は、これまで一度も無く。どう対応したらば良いのか全くわからず悩んでおります。


本当に、氏とは今後関わりを持たないようにしますから、勘弁してもらえませんか。

2007年8月13日追記事項 - 我慢しづらくなってきました

こちらは極力失礼が無いようコメントでは気をつけ。自分のブログにて対論を記載しましたよ。

LucaLuca 『始めまして。
>She told a new set of 153 volunteers that they would be paid $3 to $10 but explicitly added that the sum was negotiable. Many more now asked for more money, but the gender gap remained substantial: 58 percent of the women, but 83 percent of the men, asked for more.


女性の58%、男性の83%と記載さておりますが。
153人の性別の内訳は?』 (2007/08/05 21:17)


macska 『論文がまだ出版されていないですから、記事以上のことは分からないですねー。
疑問に思うなら、研究者に問い合わせてみれば。』 (2007/08/06 02:05)


LucaLuca 『>研究者に問い合わせてみれば
あなた以上の責任を、私は得ておりません。』 (2007/08/06 21:01)


相手のブログに反論を掲載するのも気が引けますので。
自分のブログに反論を掲載しました。
無視してもいいのに、わざわざ取り上げられ。バカ呼ばわりさて非難され。
凄く驚いてますよ。


はてなブックマークでも滅茶苦茶叩かれて、かなり落ち込んでおります。
Lucaさんのこの件に関する正直な気持ちは、下記に要約しました。
こちらは個別の記事に対して、読者はブログ主以上の責任を負っていないとの見解です。代理でブログ記事を精査する責務がどれほど存在するんでしょうか、ましてや、ブログ主から当然のように求められて。

検証責任

検証責任がブログ投稿者と読者のいずれにどれだけ「量的に」あるのかはともかく。
macska氏は、検証責任がmacska氏自身に存在するのを否定しておられませんか?どう読み取れば良いんですか?

なにこのバカ。別に購読料もらってお仕事で書いているわけでもないのに、なんでバカ読者のくだらない疑問をいちいちわたしが研究者に問い合わせなくちゃいけないわけ?


問い合わせろなんて、要望しておりませんよ。
単に自分は、macska氏以上の責任を負っていないと言いたかっただけですよ。

データセットと抽出誤差

あと、この件だけじゃないんだけど、以前にもいろいろな研究を紹介したら、なにかと「有意差はあるのか」という反論が出てくるんだけど、有意差がないのに学術誌で発表できるわけがないじゃん。社会科学の研究でも、その程度の統計はみんな当たり前にやってるに決まってるでしょ。心理学専攻のわたしだって大学2年生でそれくらい叩き込まれている。
あんまりバカの一つ覚えみたいに「有意差はあるのか」という反応があるから、もしかしたら日本では有意差がなくても堂々と学会や学術誌で発表できるのかなぁ、みたいに思ってしまうのだけれど、まさかそんなことないよね?


話が凄く捻じ曲げられた感があります。抽出誤差と男女のサンプルサイズについて自分は語ったつもりですが
macskaさんが大学の一般教養レベルで得た統計学の知識は、本当に十分なものなんでしょうか?


統計学をかじったものならば、誰でもわかる話ですが。
男女間の比較で「違いがある」とするならばですが(片側検定か両側検定かは置いておきますよ)
単なるパーセンテージのみに留まらず。有意差の有無と、元となる抽出データの様態を検証しなければ、説得力が無いのは自明ではないですか。
そして、どうやって回答者が抽出されたかによって、幾らでも回答を誘導できますよね。


大体ですね。たったの、わずか「153人」ですよ
男100人で女53人なのか男53人で女100人なのかで、もしくはそれ以上に偏った比率で、「抽出誤差が生じる確度が違うのでは」と疑念を感じるのは、おかしい話ですか?

有意差の有無

macskaさんは、それほど多くの論文を読んでいないんでしょうか。
「有意差」が認められなかったとしてもアクセプトされている論文なんて、世の中に幾らでもあるじゃないですか。


またmacskaさんはあまり認識されていないようですが。
標本数が極端に少なく、2群のサンプルサイズが少なかったり歪んでたらば。またアンケート時のやり様によっては、幾らでも結果を誘導できるものではないですか。
macskaさんは無視されたのか、気付かなかったのか、どうでもいいんですが。


更には、ですね。
有意差があったとしても、さほど重要な意味を持たない例もありますよね
別方向の視点として、macskaさんの論文のアカデミックな経験依存な話となりますが、氏の読み込み少ないのやもしれませんが、統計的な有意差が無かった点を主張する論文ってのもあるし


macskaさんのブログを幾つか拝読しましたが、統計学について熟知しているとは思えないんですよ。
正直な話として、自分は社会統計学は範疇ではないんですが。
「統計でウソをつく法」とか、「生物学を学ぶ人のための統計のはなし―きみにも出せる有意差」のような初心者向けの書籍もありますから。
購入して読んでもらいたいものです。

現在の自分の見解

大学二年で統計学を学んだとされるmacskaさんにしては、社会統計学についての知見が極めて至らない投稿があり、どう解釈したらば良いのかと。、
更には、「有意差が無ければ論文としてアクセプトされない」と思いこんでいる点より、それほど多くの論文を読んでいないような気がしますが。


責任論なんて、どうでもいいんですよ。
こちらが当初より主張しているのは、どういうデータセットなのかですよ。


この件でmacskaさんには特にトラックバックなどは送らず。ここに留める話としますよ。
あなたが気に食わないならば、無視してもいいし。
話しを捻じ曲げて再度非難されてもいいし。
ご自由にどうぞ。

はてブの方らに一言

macskaさんの論点ずらし行為を見誤っていませんか?
人気ブロガーだろうか、こっちは知ったこっちゃありません。
わずか153人のデータセットで、男女の内訳も不明なままで、元ネタの価値をどこまで信頼できると?


そして繰り返しになりますが。
読者はブログ発信者以上の責任を、個別記事に対して負っていませんよ。
発信者が読者に対して検証を求めるのは、おかしいと。何故にわかってもらえないのか、理解に苦しみます。


数人はお気づきのようですが。
論点ずらしに追随する気持ちは、氏のファンならば仕方ないだろうとは思いますよ。賛同者を個別に非難するつもりはありません。
仕方無いよね、わかりますよ。


ですがもう一度、じっくり互いの主張を読んでもらえませんか。
そしてですね、せめて、どちらの味方でもない中立的な立場の視点にてですね。
数日後、数週間後に第三者的な目でもう一度読んで下さい。

2007年8月15日追記事項

自分としては[どっちもどっち]タグをつけているような方こそが、最も冷静かつ何者にも流されない判断力を備えた方だと思うよ。