強制インストールでの複合感染って知ってる?

長らく違和感を感じていたんだけど、日本国内のニュースポータルや対策側メーカーサイトの情報、特に感染経路に対する扱いが変なんじゃないかなと。
どことは言わないけど日本国内にて最も「信頼できるとされているサイト」(Iなんちゃら)が記載する毎回時期遅れな情報では、根本的なスタンスがそもそもおかしいし納得できない。


例えばダウンローダー系マルウェアに感染し、ドコドコと他のマルウェアをインストールさせられるとか。
悪質なアドウェアに感染し、虚偽の内容のポップアップ表示を何度も出されてとか。


そういう類の経路ってほとんど、いや、全く紹介されていないような。
何故に?


自分が実際に対応した例として、何かのはずみにて危険なサイトに接続してしまい、「何か」に感染。
その後、ブラウザハイジャッカーやホームページハイジャッカーにより、変なサイトが表示され。
アドウェアマルウェアにより不審な嘘表示をちらつかされ。
ダウンローダー系マルウェアにより、了解なんてしていないのに多くのツールバーアドウェアやBoguswareに感染。


気のせい、ではないんですが。
何故かこの手の複合感染の事例は、相互の関連性を確認する難しさのためか、ほとんど報告されない。
不思議。


「ある症状であるマルウェアに感染したらば、こうだ!」なんてTipsは、複合的な感染事例では確実に感染前の状態に戻せるなんて確度は高くないものだし。
ユーザーが騙され自主的にインストールしたと決め付けるのは早計なんじゃないだろうか - 幾つかの事例では、勝手にマルウェアが導入されている。


後日、改めて取り纏めます。