暗号化ソフトウェアを無意味にする行為

USBメモリーやハードディスクを読み取られないよう暗号化するソフトウェアは、有用なものだ。
暗号化したファイルを独自ドライバで復号して、まるで通常のドライブ・フォルダのように操作できるようにする、そんなソフト。
「暗号化領域」とか「秘密領域」を作成し、万が一の情報漏洩に備え。
セキュリティ、プライバシーの保護に役立つとされる。


つい先日、その保護される領域(つまりソフトウェアにより暗号化される領域)からファイルを取り出して、デスクトップにわざわざコピーしてから編集している人を見つけた。
。。。。。。。。意味ないじゃん。


1年ほど前にどこかのブログで同様の指摘があったけどさ。
削除したとしてもFinalDataでゴリゴリやられたら、どうなんですかね。
(USB接続機器でハードディスクを丸ごと保護させるようなソリューションなら話は別なんだけど)


または、メール送信後に残る、送信済みメールの添付ファイル。
。。。。。。。。意味ないじゃん。


Microsoft WordやExcelには、ファイルを暗号化して読み取り・または書き込みパスワードをつけて保存する機能がある。
サードパーティの暗号化ソフトウェアを利用するにしても、せっかくの機能なんだから使ってみたらどうかなーと、弱気に訴えてみる。