地方ローカル局での、検索誘導CMは誰の責任だろうか

近年テレビCMにて、特定の語句やキーワードを検索するよう誘導するCMが多く放映されている
今より2年半前、高木浩光氏が三井住友銀行、「雨やどり」「お風呂あがり」で検索のテレビ広告で便乗フィッシングの危機(被害防止用エントリ)(高木浩光@自宅の日記)というブログエントリにて警告したのと、全く同じような事例を目にして、呆然とした。


CM中にて「何とか」を検索するよう誘導する内容が放映され、実際にGoogleなど大手検索エンジンにて検索したら、広告主(またはCM製作者)と無関係なWebサイトが上位にズラズラと並び。
これは誰がどー責任を取るのかとか、誰がどんな意図で製作したCMなのかと、呆然とする場合がある。


特定キーワードまたはフレーズにて、広告主のWebサイトが検索結果順位の上位(願わくば1位)を占めるとの前提じゃなければ、全く無関係なWebサイトへ視聴者が誘導されるだけの結果となってしまうし。
企業の名称ならともかく、新規に提供したサービスや製品に関連するキーワードならば、事前にチェックが行われて当然なのだし。
それがわずか数百件程度であるならば、広告主はあっけなく時間の経過とともに誘導したキーワードで1位(または上位)になれるのだろう。
だけどもさぁ、普遍性の高い語句であれば、いきなり数万のライバルと競争しなければならなくなる。


今、Googleで「パソコン」を検索すると約 178,000,000 件である。
もしもだが、広告主が「どーしてもパソコンという語句を!」と主張するならば、パソコンazmw(適当)のように全く異なる新規性の高い単語を作成して、視聴者に検索するよう誘導するべきなんだろうね。


CM製作者や広告主が、検索結果の順位について思慮を持ち合わせていないようなケースであれば、ですが。
。。。。。。。。これってCM放映直後に、特定キーワードを含むWebサイトの検索順位を新規に作成して、まるでSEOコンテストの要領で全く別のコンテンツに誘導できちゃうよなぁと、ぼーっと考え。
同じような事を考えているアフィリエイターなんて沢山いるんだろうなと。


ところで。
このようなCMって、マーケティング的には何って言うんでしょうか。
誰か教えて下さい。

WindowsとUSBドライバ(検索迷い人へ捧ぐ)

MicrosoftWindows 95にはUSBのドライバは提供していなかったんじゃないかな。
Windows98ではNECとかのメーカー製パソコンにはメーカー独自のUSBドライバが入っていたとしても、(確か)MS純正のUSBドライバって入っていないような。これも外部接続機器のメーカー(メルコとかその他)のダウンロードページを探すと何とかなるやもしれない。

いずれにしてもWindows 95Windows98はもうMicrosoftのサポートも終わっているのには留意していただきたく。

パソコンの修復依頼時に、やってもらいたいこと

他人に自分のパソコンを修復するよう依頼するに当たっては、見られては困るようなものは極力削除するなり退避してもらいたい。
互いに共通の趣味や嗜好を持つのではない場合に、第三者が閲覧して気まずくなるようなのは、配慮してもらいたい。


閲覧者の誤解を招きそうなテーマ、趣味の世界を突っ走った壁紙やスクリーンセーバーは、君が誤解されるのを避ける目的で対処してもらいたい。
ブックマーク(IEで言うところのお気に入り)は、アドウェア類のチェックのため確認するから、気をつけてもらいたい。
ごみ箱は当然中身をチェックするから、都合が悪いなら中身は予め削除しておいてくれ。
IEのキャッシュも、履歴も。


と、書きつつ。
感染源がどこの何かを突き止める作業には、できる限り「隠蔽」されないまま引き渡してくれる方が都合がいいというジレンマに気付く。
ここで「パソコンの修復依頼時に、やってもらいたいこと」として提案したら、逆に後々修復者たるこちらが困る。
だけども見たくもないような何かを目にするのも困る。


どうしたらいいのかね。

Thumbs.db

Windows XPでは、ディレクトリ中の画像をサムネール表示するために、Thumbs.dbというファイルを作成する。
表示を縮小版にしていると、Thumbs.dbが壊れているのか最大容量のせいなのか知らないけれど、あるフォルダ中に存在する画像が何故か表示されなくなるケースがある。
「一覧」や「詳細」だと表示され、フォルダのプロパティよりファイル数をチェックすると確かに存在するんだけどね。
(解決策として、Thumbs.dbを手動削除すればよい)


削除したはずの画像が、Thumbs.dbに残ることもある。
Thumbnail Database Viewerについて記載されているThumbs.dbから削除済み画像を覗かれるかもしれないビューア(教えて君.net)でも読んでもらいたい。


海外ニュースではThumbs.dbに違法なエロ画像が残っているのを元に逮捕とか。そんな世知辛い時勢。
誤解を避けるためThumbs.dbを作成しないよう設定するのが賢い対処法なんだろう。
(See Thumbs.dbファイルを作成しないようにする(@IT)


マイドキュメントフォルダや、その中のマイピクチャフォルダにも、Thumbs.dbは作成される可能性がある。
君が意図的にエロい画像を収集する意図で保存したのではなくって、たーまたまって事もあるよね、わかっているよ。


ところで先週、他所様のパソコンのウイルス感染修復依頼時に、フォルダオプションをいじったらさ。
Thumbs.dbが出てきたんだ。
(自分はトラブルを避けるために、必ず所有者の立会いを求めて修復作業をしているし。イタズラなんてしないよもちろん)


そこでふっと思いついたんだけどさ。
Webサイトから画像をダウンロードして保存するならば、直接暗号化されたフォルダやドライブに放り込んだ方がいいんじゃないかなって、提案したいんだ。

暗号化ソフトウェアを無意味にする行為

USBメモリーやハードディスクを読み取られないよう暗号化するソフトウェアは、有用なものだ。
暗号化したファイルを独自ドライバで復号して、まるで通常のドライブ・フォルダのように操作できるようにする、そんなソフト。
「暗号化領域」とか「秘密領域」を作成し、万が一の情報漏洩に備え。
セキュリティ、プライバシーの保護に役立つとされる。


つい先日、その保護される領域(つまりソフトウェアにより暗号化される領域)からファイルを取り出して、デスクトップにわざわざコピーしてから編集している人を見つけた。
。。。。。。。。意味ないじゃん。


1年ほど前にどこかのブログで同様の指摘があったけどさ。
削除したとしてもFinalDataでゴリゴリやられたら、どうなんですかね。
(USB接続機器でハードディスクを丸ごと保護させるようなソリューションなら話は別なんだけど)


または、メール送信後に残る、送信済みメールの添付ファイル。
。。。。。。。。意味ないじゃん。


Microsoft WordやExcelには、ファイルを暗号化して読み取り・または書き込みパスワードをつけて保存する機能がある。
サードパーティの暗号化ソフトウェアを利用するにしても、せっかくの機能なんだから使ってみたらどうかなーと、弱気に訴えてみる。

飲酒時の投稿は、止めた方がいいんじゃないかな

一昔前、某スパイウェア対策サイト運営者の何某が「飲酒時の投稿は禁止」と掲載したのをふっと思い出した。


自分は現在、飲酒の習慣はほとんど絶っており。
大事なコメントやメールは、ざざーっと書いた後に翌朝・または数日寝かせてから投稿するように心がけております。
飲酒時に書いた原稿なんてものは、その時の勢いはあるやもしれませんが、後から読み直すと恥ずかしいミスだらけなもので。


あー、それで本題。
他所様にて意味不明な人物に絡まれているらしいです、自分。


他の方より相手のブログを教えられまして、ざっと読み。
どうやら飲酒後に投稿してるらしいと気付きまして。
酒の勢いで前後不覚になりつつ、意味不明な事を書き出すのはいかがなものでしょうか。


はっきりと記載しておきますよ。
迷惑です。

修正履歴

長文を理解できないようなので、相手にあわせて本文を3割程度に削った。

小人さんによるカスタマイズとウイルス感染

パソコンの高速化やカスタマイズするのは、珍しい事じゃない。
だがあまりにも不可解な話があったので、余談として。


先日ウイルスに感染したので何とかしてくれと依頼され、他所様へ行った時の話。
依頼者は普通にPowerPointPhotoShopも使うし、相応にパソコンに慣れているものの、あまり詳しい事はできないとのこと。


現物はWindows XP
本格的に調べる前に、簡単に下準備をしようとしたんだ。


ウイルス対策ソフトウェアのログファイルを見て、ウイルス定義ファイルのバージョンと日付をチェックし。
コントロールパネルのプログラムの追加と削除を開き、ソフトウェアの導入状況とWindows Updateしてるかなぁとチェックし。
管理ツールからイベントビューア、サービス。
フォルダオプション。
セキュリティセンター。
コマンドプロンプトからnetstat -ano。タスクマネージャでPIDを表示させて比較。
Internet Explorerの状況(アドオン、信頼済みサイトゾーン等)、ネットワーク接続、Hostsファイル。
ざっと「ある期間に新規に作成されたファイル」を検索し。
その他諸々。


この時点で、言葉で説明するのは難しいのだが、、、、どうも違和感があった。
それが何なのか、その時にはわからなかった。


システム構成ユーティリティからスタートアップ項目を開き、、、あれ?Microsoft Office(Common Startupの)やその他幾つかの項目のチェックが外れている。
ここで、やっと気付いた。
明らかに、雑誌の「Windows XPの高速化」記事のようなカスタマイズが行われた形跡があるんだ、所有者はパソコンには詳しくないと言っているのに


所有者に聞くと、システム構成ユーティリティなどは存在そのものを知らなかったし、その他についても覚えが無いという。
パソコンは譲られた中古品ではなく新規に購入したもので、他の人に貸したことはないとの言葉を信じれば、だが。
誰がこのパソコンを勝手にカスタマイズしたんだ?


簡単なチェックが終わった時点で、感染しているものはヒューリスティックスキャンで検出隔離・また再作成されるものと、目視で発見したアドウェア
じっくりと調査すれば、他にも幾つか出てくるだろう。


一息つきながら、所有者に状況を説明しはじめると「全部消して下さい、データも要りません」と即答される。
決断早!


どこかのブログで「男はパソコンを道具として扱うが、女はまるで自分の家のように」と書かれていたのを、ふっと思い出す。
マルウェアの感染以上に、誰かが勝手に操作しまくった事実に対する嫌悪感が、所有者に相当な心理的ショックを与えたようだ。
犯人(?)は親切心でやったのだとしても、だ。
ストーカー被害のような気分を与えたのは事実だ。


(その後一応、トロイの木馬・スパイウェア・キーロガー感染時にあきらめる判断基準(Semplice, 2006年12月4日)の内容に沿ったリカバリーに対する十分な説明を行って、了解を得た。)

追記として

「パソコン高速化何とか」みたいなソフトウェアを利用したか否かは、所有者には確認をとっている。
またサードパーティのユーティリティツールが行いうると想定されるカスタマイズ以上の操作が行われていたので、第三者の介在は明らかであった。