サクラとか動員と呼ばれても困るんですが

タウンミーティングの質問者がやらせだっり、聴衆が動員されたバイトだったり。
近頃そんな話題が持ちきりなのだ。
Via セキュリティホール memo

 思ったように募集がはかどらないから、社員に呼びかけ、また知人・友人・関係団体に働きかける。つまり「頼んできて貰った」という動員組で相当数の座席を埋める。それでも足りないから、「バイト・サクラ」に手を出すという順番だ。そして、無理矢理に満席状態を作り出す。

保坂氏が述べたような場ではないんだけど、行政主導イベントでは多くの場合、参加者の大部分は動員された方だよね。
県庁で開催されたイベントで200人中半分が県庁職員とか。
また関連団体が「動員」する方が多数だったり。


金銭の授受があった事例は、自分は直接知らないんだけど。
だからこの場では、所謂本当の意味でのサクラは置いておく。


県庁とか役所などの職員にしてもイベントの中核となる団体にしても、安易に「人数が多いと嬉しい」的な目的で「動員」しているのかなと。
勉強になるからとか人脈作りのためとか、そんな理由で若手を参加させていたりして。
業務命令だったりするのだから、参加者は断れないとの事情もあったりはするのかな。
業務の一貫として研修目的であるならば、それほど変な事例じゃないような気がするんだ。


閑話休題
とりあえずサクラ問題はこの際置いておいて。
誰も聞きたがらないような、下らない内容のイベントを開催する事自体がおかしいんだよね。
また大体の場合、事前の周知なり広告なんてものはほとんど無いに等しい。


どこのテレビなり新聞社を呼ぶかとか、んな話はどうでもいい。
関連する企業や団体、一般市民が殺到し。
受付が賑わって手がまわらなくなり、人殺到、混雑の波。そういうイベントになるように企画し、十分な広告なりアナウンスを行うようにするべきだ。


一番の問題は、広告代理店やイベント企画会社のような業務はある程度の専門性があると理解していないお役所なんじゃないかな。
人集めから宣伝、公演者の手配からポスター作りに至るまで。あらゆる部分にノウハウは存在するし、全く知らない方がいきなりやろうとしても無理がある。